生産性レポートの意義

3法人分の売上に紐づく各工数の報酬を打ち出し、グループ全体の生産性を管理することで、経営判断に役立てる


作業時期

⇒前月1か月分のデータを月初に作成する

 

開始時期:前月の予算表(売上)が確定したら進めてOK

      ※基本月初1営業日目くらい

      ※経理の担当者に進捗を確認する

作成期限:月初5営業日目


作業手順

①前月の「工数・生産性分析表_20XXXX」(G:\共有ドライブ\0000_全社共有\08_日報集計表\02_Enkin集計)をコピーし、今月分を作成する


②前月分は「旧」フォルダーへ移動させる


今月分 工数表を開き、「元データ_YYMM工数」シートを更新する(MykomonレポートのMykomonシートと同じデータのためコピペも可

  1. Mykomonを開き、MyKomonの設定>運用管理>エクスポート>業務実績より、当月工数データを出力

       期間:該当月

    職員:すべて表示

    顧客:未選択

    業務分類:全て

  2. 取得されたデータを「元データ_YYMM工数」のA3セルにカーソルを合わせ貼付する  

       


④予算表(0008_コーポレート本部>03_法人>9998_予算表>「20XX年_Cashmoグループ_予算表」)を開く


「元データ_YYMM売上」に、-予算表データ貼り付け手順-を参照しながら、予算表の各シート「予算表_YYYY」、「導入コンサル」、「単年度計画シート」、「UPセルその他」の該当月の売り上げを貼り付けていく

  ※UPセル・・・契約締結していない、契約書記載のない業務

  ※単年度計画収入・・・財務コンサルの業務のひとつ

<<季節によって対応するシート>>

  以下のように季節性のある売上は、時季によって貼り付け対応する

  ・「算定・労保」:8月の売上げ反映時のみ(FYXXXX実績列を入力

  ・年末調整」:2月売上げ反映時のみ

  ・「確定申告」:申告月である3月の売上反映時のみ


-予算表データ貼り付け手順-

 ⇒「元データ_YYMM売上」のA列「会3_社」、B列「勘定科目」、C列「顧客」、D列「金額」を埋めていく

  ※貼り付けミスに注意!!予算表のフィルターかかったままじゃないかなど、、

     

★各シートコピペ該当箇所参考★

「元データ_YYYY売上」 のコピペ箇所 ↓↓↓予算表_202X②算表_202X
H列「申告月」を該当月でフィルタ後↓
導入コンサル
単年度計画
UPSELL/その他
A列「会3_社」
B列「法人」
B列「法人」
A列「法人」
A列「法人」
A列「法人」
B列「勘定科目」
I列「売上項目」
「決算料」と入力するF列「売上項目」F列「売上項目」F列「売上項目」
C列「顧客」
D列「会社名」
D列「会社名」
C列「会社名」
C列「会社名」
C列「会社名」
D列「金額」
Q列以降「●月」

P列

「今期決算料」


L列以降「●月」
L列以降「●月」
J列以降「●月」

申告月・・・決算月の2カ月後=税務署に提出する期限のこと


⑥上記⑤にて貼付したデータの最終行を確認する


⑦以下各関数が、⑤にて貼付した全データが範囲内になっているように更新する

 ⇒⑥で確認したものを反映する(例:470行目がデータ最終行なら、=SUM(D4:D470)とする)

 【関数チェック箇所】

 ・「元データ_YYMM売上」シート:1,2列目

 ・「労務分解」シート:C列(計以外)

 ・「経理分解」シート:AX列
 ・「税務分解」シート:R列
 











⑧「20XX年_Cashmoグループ_予算表」の「全体YYYY」シート44列目 より、該当月の3法人分合計実績を確認し、「元データ_YYYY売上」 のD2セルと同じ金額になっていればOK

 ※金額が合わない場合、⑦の関数の不備や貼り付けミスが考えられるため、修正


⑨「元データ_YYMM売上」のD列「金額」が0円の行と空白の行を削除する


⑩M列を「0」以外でフィルターかけ、企業名も勘定科目も同一の行について以下を対応する

 1. D列「金額」の合計が+-0になる2行を探し、2行まとめて削除する   

 2. 企業名も勘定科目も同一で、、各行のD列「金額」を合計して1行にする(M列が0になればOK)⇩⇩⇩


⑪M列で0以外でフィルターかけて、でてきた企業名をメモし、すべてのフィルタを解除する


⑫メモした各顧客名を顧客列(C列)で一つずつフィルターをかけて、同一勘定科目の行があれば⑨の対応をする


⑬E~L列の「#N/A 」エラーを対応する

 ⇒以下表を参考に関数の#N/Aエラーをすべて消していく

    ※「#N/A」にセルをあわせ、数式>名前の管理からエラーの原因のシートが分かる

#N/A エラーになっている対象エラーを消すために更新するシート
対応メモ
顧客コード(E列)がエラー 
"顧客変換テーブル"

対象の顧客を追加する。
顧客コードは「予算表」or Mykomonで顧客名検索

※顧客コード9999はスポット契約のため、番号とっていないため、適当な番号にする(10001~等)

コード・顧客(F列)がエラー
"顧客マスタ"
対象の顧客を追加する。 
顧客コードは「予算表」or Mykomonで顧客名検索
※E列:基本0
B列「アカウンティング収入」でH~L列のいずれかがエラー
"経理分解"

①対象の顧客コードを追加する

②C~AW列のデータも契約書を確認してコースや契約内容で入力。契約変更されていたら更新する

契約書格納場所:G:\共有ドライブ\0000_全社共有\04_契約書\02_契約書(締結済))

※契約状況は予算表備考も参照する

※新規契約で契約書未格納の場合、クラウドサインより確認可

※試算表作成のみのプランの場合、少し割高のため、価格調整する
B列「税務顧問 」でH~L列いずれかがエラー
"税務分解"
対象の顧客コードを追加し、上の行の関数を反映させる
B列「労務顧問 」で H~L列いずれかがエラー
"労務分解"

対象の顧客コードを追加し、上の行の関数を反映させる

     

 経理代行・税務顧問・労務顧問分解後の売上高合計(M2セル)と貼り付けデータの総合計(D2セル)の一致を確認

 ⇒N2セル差異が0ならOK        

 ※ 一致していなければ経理分解・税務分解・労務分解のいずれかに不備があるため、確認し修正する    

 ※経理分解については当月売上高が0以外で、かつAY列がNGのものは不備

 ※以下のように売上に変動があるなど事情があることが予算表のコメントや備考で分かっていれば差異があってもOK


⑮「UPSELL/その他」シートから貼り付けたデータのB列勘定科目を更新する

 ・ブランクの場合:過去と同じにする。ない場合、以下ブランク以外の場合と同様に対応する

  (例:日本生命相互会社やはなさく生命は「保険収入」とする)

 ・ブランク以外の場合:売上変換テーブルのA列の法人を参考に、B列のスポットやその他を入力する


「元データ_YYMM売上」シート E列を集計(おすすめピボットテーブルでシートを作成)する

 ※フィルターがかかっていないか注意

「元データ_YYMM工数」シート M列を集計(おすすめピボットテーブルでシートを作成)する 

 ※フィルターがかかっていないか注意

売上E列データの下に工数M列データを値貼りで隣に貼り付けて(スクリーンショットでいうとC列)、重複削除し、その列のデータを「生産性レポート_YYMM」シートのA列コードの1行目に値で貼り付ける

 ※前月のA列データは削除しておく


「生産性レポート_YYMM」シートのA列について、顧客名が0のものは、顧客マスタにないから0になっているため、顧客マスタに追記する(コード番号Mykomonで確認可能)

 ※E列:プリンスならPRとするが、わからなければ0


「生産性レポート_YYMM」シート全体報酬合計(BTセル)の額が「元データ_YYYY売上」シートのD2セルや「20XX年_Cashmoグループ_予算表」の「全体YYYY」シート 44列目の該当月3法人分合計実績と一致していればOK

 ※一致しない場合:

 ・「元データ_YYYY売上」 の売上項目で絞り、A,B,G列の同じ組み合わせが売上変換テーブルにない場合は、追加する

 ・相殺分や価格変更などで、売上合計と報酬合計に齟齬があっても、間違いなければOK 


「生産性レポート_YYMM」シート各項目の工数合計(「経理代行」の場合、D列の一番下のセルの数字)と「元データ_YYYY工数」シートと数字が整合するか確認する

 1.  「元データ_YYYY工数」 シートF列でフィルターをかけ、該当の業務分類コードを抽出する

 2. N列の工数時間変換の合計を確認して、「生産性レポート_YYMM」シートの該当項目の工数合計と一致するか、一つずつ確認していく

 ※一致しない原因※

  ・「生産性レポート_YYMM」シートの工数列の関数不備

  ・Mykomonの登録不備(業務以外に工数が入っている場合は、工数0に修正する)


㉒すべての数字が一致したら、「生産性レポート_YYMM」「元データ_YYYY売上」「元データ_YYYY工数」それぞれのシートに保護をかける


 以下のフォルダに格納し、全社アナウンス

 格納先:G:\共有ドライブ\0000_全社共有\08_日報集計表